タトゥー除去
(Qスイッチレーザー)

クリニックでおこなう刺青（タトゥー）除去

クリニックでおこなう刺青（タトゥー）除去には４種類の方法があります。
それぞれに特徴がありますが当院ではレーザーでの除去のみ行っています。

1.レーザー
Qスイッチレーザーという色素に反応する特殊なレーザーでタトゥーの染料を破壊して行きます。
繰り返し照射することで、徐々に色が薄くなっていきます。

2.切除縫縮
皮膚を切って縫縮する方法です。跡は残りますが 一本の傷にすることができます。
幅の広い入れ墨は、数回にに分けて切除することができます。
小さいものであれば１度で終わるので急いで取る必要がある方に向いています。

3.剥削
広範囲のものは、皮膚の表面を削ります。それでも取りきれずに残った色は、レーザーで消していきます。
術後が盛り上がったりケロイド状になるため広範囲の色彫りのようなタトゥーに向いています。

4.皮膚移植
傷跡が目立たない太ももや背中などから皮膚を切り取り、その皮膚を移植して入れ墨部分をふさぎます。
術後は火傷の跡のようになったり皮膚の色が違ってパッチワークのようになることがあります。

従来のQスイッチレーザーとの違い

当院でのタトゥー除去で使用する機械は「ハリウッドスペクトラ」という最新鋭のＱスイッチレーザーです。
ハリウッドスペクトラは今までの黒いタトゥーしか出来なかったレーザーと違い赤や黄色の色素も除去できるのでカラー彫のタトゥーも除去可能となりました。

レーザーによるタトゥー除去は色素が皮膚の浅い層に黒で入っているタトゥーがもっとも効果が高く、カラーで色素が深く入っているタトゥーは時間がかかります。
自分で墨汁で入れたようなものは1回でも除去できる場合もありますが、タトゥーショップのようなプロが入れたもので色のついたものは6回以上かかる場合もあります。

レーザーによるタトゥー除去は他の除去方法に比べれば安全で副作用も少ないのですが、ケロイドや瘢痕形成、白抜け等が起こる事を完全に避けることはできません。
ただ、このような副作用が起こらないように最大限注意して治療を行っていきます。

背中一面や肩から腕、太もも全体などの大きなタトゥーは身体に対する負担も大きく副作用も出やすいので当院ではおこなっておりません。（範囲が広い場合はお問い合わせください。）
また、お顔のタトゥー除去（アートメイク除去も含む）は致しておりません。