ダーマペンの効果に不満なら！「下関でニキビ跡の治療」

最近よく「ダーマペン」と言う言葉をよく聞きますが、どうなんですか？って言うご質問を患者様からいただきますので、ご説明しますね。

 

ダーマペンとは

マイクロニードリングといわれる手法で、皮膚へ針で穴をあけていくことで真皮のコラーゲン増殖を促すほか、針で開いた穴へ薬剤を導入していくいことで多様な治療に対応できるのが特徴です。

熱作用はないため、皮膚の生まれ変わりを促す力は弱くなってしまいますがダウンタイムはレーザー治療に比較すると少なくすみます。

ダーマペン自体は比較的に安価な機械なので、個人クリニックでも導入しやすと言うのも導入クリニックが多い理由だと思います。

実際にこのダーマペンが流行る前には同じ仕組みのダーマローラーが流行りましたがダーマローラーは、人の手でローラーを転がすため、一定の深さにすることが難しいのとローラーに針がついている関係で、どうしても皮膚に刺さる際に斜めから刺さります。

もともと肌に傷をつけて自然の治癒力で肌を改善させるという治療法は、ダーマローラーで始まりました。

しかし、ダーマローラーは場所によっては針が斜めに刺さって傷を大きくし過ぎてしまい、出血や炎症を起こしてしまうというリスクがあります。

それによってダウンタイムが長くなってしまうことがあるのが難点とされていました。

ダーマペンはこの弱点が改善されて皮膚に垂直な状態で往復運動をするため、表皮の損傷を最小限に抑えるとともに効果だしやすくしていますが基本的にはダーマローラーと効果は同等と考えていいと思います。

 

フラクショナルレーザーとは

レーザービームを極小の点状に絞って皮膚に照射する非常にハイテクな機械を使用します。面でレーザーを照射すると火傷になってしまいますが、極小の点状に照射していくため非常に高エネルギーでありながらも全体としてはわずかなダメージですみます。また、照射部の周囲には正常皮膚が存在することで創傷治癒が速やかに行われるので、面状照射に比較してダウンタイムが短くすむため皮膚の入れ替え治療として非常に認知されている治療方法です。

 

 

エコツーはダーマローラーやダーマペンのように針で穴をあけるのではなく蒸散と言って強力なレーザーで細胞を入れ替えますので効果が高いのです。

さて、結論から申し上げますと、、、、、

■結論、やっぱりフラクショナルだった■

2020年のこちらの論文による結論です。

「Fractional CO2 laser resurfacing is more efficacious than microneedling and PRP but slightly longer down time is the only limiting factor. Microneedling has excellent safety profile but is relatively less effective than CO2 laser. PRP asmonotherapy in post-acne scarring is not advisable as results are unsatisfactory. Treatments that can completely resolve acne scars are not yet available. Institution of aggressive and effective therapy for inflammatory acne remains the key strategy to prevent post acne scarring.」

つまり、ニキビ跡にはフラクショナルレーザーが最も効果的だけれども、赤みやかさぶたなどのダウンタイムは許容してね、ということ。

この研究ではPRP単独治療も比較しているのですが、かなりの有意差をもってフラクショナルレーザーに軍配があがっています。

 

当院ではダーマペンのようにダウンタイムがほとんどない「モザイク」と言うフラクショナルレーザーもございますし、ダーマペンのように針を入れてさらに針の先から熱を入れると言うさらにハイテクなマシン「インフィニハイブリッド」もございます。

気になった方はぜひご相談ください。

 

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